Story
ここは名の知れた神界の図書館の最下層、
「封印されし書庫」と人は云う。
その書庫のさらに奥深く、
数多くの伝説が封印されている本棚の端に、
他より遥かに年期のある本が一冊存在する。
神話、英雄伝、…この世には幾多の伝説が存在する。
その中には、「名前」やその「存在」すら忘れ去られたものさえある。
古に眠りし忘却の叙事詩。
本の番号は「File No. 13192mh」
表題には、
「名も無き神の詩(なもなきかみのうた)」
と綴られている。
未知の神話が今、ここに蘇り、幕を開ける…。